2012年05月02日

犬の膵臓腫瘍


くろの重度の貧血の理由は、膵臓腫瘍にありました。


犬の膵臓腫瘍、というのは、珍しいのだそうです。

免疫介在性溶血性貧血、という病気も珍しいようですが、それでもネットで検索すると、たくさんの闘病ブログが検出されます。

それに対して、膵臓腫瘍は、ほとんどありません。


よほど珍しいのであると同時に、膵臓腫瘍の場合、最終的にそれと分からず亡くなってしまうから、ということも理由にあるのでは、と推測しています。


くろは、触診で腫瘍らしきものが確認されました。

しかし、この時確認されたのは、膵臓腫瘍ではありません。

膵臓腫瘍が小腸に転移しており、これが確認されたんです。


それも、貧血の原因がなかなか分からず、獣医の先生が一生懸命取り組んでくれたから発見できたもの。

普段なら、見過ごされていたかもしれません。


とにかく貧血の原因を取り除かなくては、ということで、開腹してびっくり!

なんと、大本の腫瘍は膵臓にあった、という結果でした。


膵臓腫瘍というのは、早期発見がとても難しいのだそう。

CTでさえ、初期の段階では、確認できないこともあるのだとか。

仮に初期の段階で除去できたとしても、完治する可能性は低く、予後は極めて悪いそうです。

また増殖のスピードが速く、あっという間に、他に転移してしまうのだそうです。


また、膵臓腫瘍に関しては、治療方法もないのだとか。

体の奥深くにあるので、放射線療法なども難しいそうです。


膵臓腫瘍は、諦める他ない、というのが、今の医療の現状のようです。


くろは、今年に入ってから、急速に体重が落ちて行きました。

不安に感じて2月半ばに動物病院で検査をお願いしたのですが、今思えば、もうこの段階ですでに手遅れだったのでしょう。


結果として、今の私は、完全に諦めがついています。


しかし、もしこれが膵臓ではなく、他の臓器の腫瘍だったとしたら・・・

早期に発見できさえすれば、治る腫瘍だっのに、発見が遅れたばかりに、手遅れとなってしまったら・・・

後悔してもしきれない思いでいっぱいだったと思います。


ワンコを飼う人なら誰もがご存じのことですが、犬の腫瘍はよくある病気です。

最近はワンコも寿命が伸び、高齢化しているので、腫瘍のリスクは高くなっています。


一般の病院の検診では、レントゲンやエコーを使うことが殆どだと思います。

しかし、私は今回、レントゲンやエコーの限界を痛感しました。

よほど目立った場所に病気の原因があればレントゲンに映るのでしょう。

でも、くろの膵臓腫瘍は、かなり大きなものであったに関わらず、レントゲンには、それらしきものの影さえ映っていませんでした。


CTなら、わかるのだそうです。

しかも、一発でわかる、とか。


CTって、高額な医療機器のためか、町中の動物病院で置いているところは珍しい。

大学病院か、個人病院でもかなり規模の大きいところでないと、置いていません。

CTって、利用料金も高いので、町中の病院では利用する人も少ないのでしょう。


早期発見、ということを考えると、8歳以上の高齢犬になったらCTを使っての検診、って、とても意味があるかと思います。

自分が実際にCT検診を受けさせたわけでもなく、CT検診の説明をちゃんと獣医さんに受けたわけでもないので、迂闊なことは言えませんが、ホームドクターの先生に、説明だけでも聞いてみるとよいかと思います。


どうか、みなさんのワンちゃんが、健康で元気で長生きできますように。


posted by Maggie at 20:23| Comment(5) | 闘病日記