2012年05月08日

容態急変


今朝、くろの容態が急変しました。

今は、小康状態になっています。


手術時に受けた、最後の輸血から17日。

すでに貧血が、かなり進んでいることは間違いありません。

舌の色など、最近は、紫がかった色に見えることさえあります。


それでも、不思議なほど、呼吸の乱れが、今までありませんでした。

くろも、極度の貧血状態に陥るのは3度目。

私の想像ですが、犬は学習能力があるので、自分で呼吸のコントロールの仕方を身につけたのではないかと思っています。


そんなくろでしたが、今朝、ひどく呼吸が乱れ、本当に苦しそうな状態に。

酸素ハウスの通気孔をふさいでハウス内の酸素濃度をあげるも、あまり効果もなく。


足腰も全く立たない状態になり、そのことに、くろ自身がパニック状態。

ますます呼吸は乱れ、軽い痙攣まで起き、きゅんきゅんと苦しそうな声まで。

手足の先も冷たい。


その様子に、「今日が最期か」と、思いました。


迷惑承知で、仕事は急遽、お休み。

「最期までずっとついていてあげる」と、私も覚悟を決めました。


何度か、軽い痙攣がおき、その度に体をさすって「頑張って!」と声をかけていました。

けれど、あまりに苦しそうな様子に「もう、頑張らなくていいから。静かに休もうね。」と。

私はもう、そういう気持ちでした。


くろは、私の言っていることが、わかるのでしょうか。


その後、なんか力が抜けたようになって、すやすやと、そしてぐっすりと、眠り始めました。

「このまま。苦しまずに、このまま。」と静かに見守っていたのですが、夕方くらいに、頭をあげて、目をきょろきょろ。

その表情には生気が。


なんとか動こうとするのですが、足腰はやっぱり全然立たず、手助けしてあげると、寝方を変えて、また眠り始めました。


少しして、お水をあげると、飲んでくれる。

注射器で野菜ジュールを飲ませると、飲んでくれる。

ミルクを飲ませると、飲んでくれる。


どれも、ほんの少しですが、それでも、ちゃんと飲んでくれる。


なんとか、持ちこたえてくれたのでしょうか。


この記事を書いている今、くろは相変わらず、ぐっすりと眠っています。

あれだけ呼吸が乱れたのですから、かなり疲れているはずだと思います。


くろは、もう一度、活力を取り戻してくれるのでしょうか。


くろは、悪性の膵臓腫瘍ですが、腫瘍より、腫瘍がもたらす貧血が致命傷。

極度の貧血は、酸欠状態をもたらし、死に至らしめます。


17日前の輸血で、PCV値が40%近くまであがったものの、今までの経緯から、2-3週間で致命的なレベルまで貧血が進むことは、予測ができていました。

なので、2週間目である先週末を乗り越えた時点で、「よく頑張ってくれた」と安堵すると同時に、今週が勝負だろうな、という気持ちがありました。


今日を乗り越えても、回復はありえません。

でも、やっぱり、少しでも長く、生きていて欲しい。


長く生きることは、まだ症状の表れていない腫瘍がもたらす苦しみと隣り合わせなので、頭では「長く生きることが、くろにとっていいこととは限らない」、と思うものの、気持ちはやはり、そんな風には割り切れません。


1分でも1秒でも、長く生きて欲しいと願わずにはいられません。。


明日は、どんな1日となるんだろう・・・     



【後日追記】

この時の症状は、後から振り返ると、腫瘍が脳に転移したことが原因だったようです。

全身の痙攣は、てんかんであった可能性があります。



posted by Maggie at 21:16| Comment(3) | 闘病日記